書道史その2・周編

こんにちは

ぐっと冷えるようになりましたね


さて今回は書道史シリーズ2回目

周の時代の文字をご紹介します


周の時代は西周と東周(春秋戦国)の時代に分かれていますが

ここでは西周を周として紹介します

東周は春秋戦国としてまた次回にします


さて、殷の末期、周の初期の伯魚簋(はくぎょき)です

魚の字がかわいいので出しました

今の魚の漢字にも似たものを感じますね


続いて同じく殷末周初のヨ鼎(よてい)(ヨの漢字が出なかった)


殷のものよりだいぶ整って文字らしくなりました

右上の一文字目は鳥感があります

左に口っぽいのがあるので唯でしょうか


続いてこちらは周の中ごろから後期の

邾公釛金(ちゅこうこうしょう)


文字というよりも装飾の色が強いものです

縦長で直線と曲線をいい感じに組み合わせています


最後は周の後期のカク季子白盤(かくきしはくばん)(また漢字が出ない)

余白が今までよりも多くとられてすっきり見えます

縦長の文字とこれまでの文字がミックスされておもしろいです


今回は周の時代の文字をご紹介しました

次は春秋戦国時代の文字を紹介します


閲覧ありがとうございました☆




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